福田さんは大台町の生まれ
清流宮川は、子供の頃からの遊び場でした。
宮川を愛する福田さんのメッセージが
ぴーちゃんにひしひし伝わってきます。
みなさんにも何かを感じていただきたくって
一生懸命レポートしますね〜♪
今回の主役:福田さん
昨年、大台町の「ギャラリー奥伊勢」さんで
初の写真展「もう一つの宮川」を開催。
その第2弾、続編という意味で
今回のタイトルとなりました。
宮川は、平成3年と12年に
水質調査で日本一きれいな川に
選ばれました。
しかし、現実には、河原に大きなごみが捨てられ
廃棄物が横たわっています。
美しい宮川の風景写真は
世にたくさん出ています。
しかしながら
本当の宮川の姿を見つめたものは
たいへん少ないと思います。
福田さんの小津安二郎ばりのローアングルの写真は
私たちにこれまで見たことにない宮川を
発見させてくれます。
会場ポスターも福田さんの作品
このポスターにも福田さんのメッセージがあります。
青が宮川、緑がその自然、
真ん中の魚の顔のような部分が
宮川の河原で見つけた石。
福田さんは、この石を宮川に大昔から住んでる
《主》のような生物にたとえ
『今もどこかにいて宮川の現状を見つめ
オイオイ、人間達
何か大事なもの忘れてるんじゃないか!?』
と問い掛けているとおっしゃいます。
少し違う視点から宮川を見つめ
自然を守っていくことの大切さを
多くのみなさんに感じていただきたいと願う
あら竹初の社会派写真展です。
「百聞は一見にしかず」
ぜひとも、本物の写真をご覧いただき
ご自分の周りにも目を向けていただきたいと
切に願うものです。
Martinさんも素晴らしいレポートを
作ってくださいましたので
こちらもご覧ください。
平成15年2月5日付
中日新聞掲載記事